相方が入院しました、そして実感する医療保険とお金の大切さ

相方が救急車で搬送されて入院になりました

身内が入院するのは初めての体験

当然、医療保険を使うのも初めて。。。

入院の経緯を簡単に説明

何故相方が入院する事になったのか?

あまり聞いた事が無いケースなので、検索できた人の参考になれば幸いです

夜勤明けに顔半分の動きが鈍い

その日の相方は夜勤明け

昼頃に帰宅をして夕方まで寝ていましたが

起きてみると顔の左半分に違和感があるとの事、顔の動きが鈍いとの事

症状は顔だけ、両手足も動くし意識もはっきりしてるんですよね

もう病院はやっていない時間なので、とりあえず相談センターに電話

相談センターの指示で救急車で搬送

仕事以外で救急車に乗ったのは初めてかもしれない

そして患者や患者本人だと、病院の救急スタッフも凄く優しい事を実感できました

これが仕事だと鬼の形相で・・・

救急搬送された結果

緊急性は無いとの事でそのまま板橋の病院からタクシーで帰宅

顔面神経麻痺でしょう、と

Drによって考え方も違うし、対応策も人其々らしく

そのまま自然に治るのを待つ形が良いとの事でした

紹介状を渡されて翌日に受診の指示を受けて帰宅

翌日の受信結果で入院に

翌日紹介状を元に病院、というよりもCLへ受診

1つ目のCL、これは専門の科がある別の所を勧められる

2つ目のCL、大きい病院の方がいいんじゃないか?と判断

3つ目の大学病院へ受診、入院しましょう

入院理由は、薬を使って治療を行うが、自宅だと感染リスクがあるので

自宅よりも病院の方が良いだろう

との事で1週間程の入院になりました

入院に関するお金の話

さて、ここからが本番

病気の事は専門スタッフに任せる以外に方法はありません

できる事と言えば費用の計算

入院は初めての経験、いくらかかるんだ・・・

入院時に必ず確認、差額ベッド代は保険適用外

Drから入院の説明を受ける時

「ベッドの空きが無いので、今だと2人部屋になります」

はい、知ってます。大抵そう言われます

大きい病院のベッドなんて空きなんてそうそう無いだろうし

特に今回は大学病院なので、タイミング良く空きがあるとは思えませんでした

仕事で救急搬送しても

「今ベッドの空きが無いから入院はできません」

とたらい回しにされる事も多々経験しているので

「問題は差額ベッド代が発生するかどうか」

差額ベッド代は一言でいえば個室の事

保険の対象外にもなりますし、差額ベッド代が発生する時は同意書も必要

差額ベッド代は以下の通り

  金額
個室 7558円
2人部屋 3158円
3人部屋 2774円
4人部屋 2485円

※厚生労働省発表のデータ

別に何人部屋でもいいです。問題は

「病院都合の入院である今回は、差額ベッド代が発生するか否か」

最終的には緊急性の入院扱いになるので

差額ベッド代は今回発生しないとの回答

後で移動になるかもしれないけど、現段階では2人部屋の入院になっています

健康保険組合で独自の制度が無いか確認

次に健康保険の確認

まずは加入している健康保険で何か制度は無いかを確認してみましょう

独自の制度を行っている健康保険組合もあるので、必要ならば会社に確認

今回、加入している健康保険組合は数か月前に独自の制度打ち切りになってました。。。

大きな企業で、独自で健康保険組合を行っている場合は

手厚い制度がある事もあるみたいです

加入している医療保険の確認

次は医療保険の確認をします

加入している医療保険は都民共済

都民共済についての詳しい説明はこちらをどうぞ

加入している医療保険は都民共済のみです、その理由
保険の加入誰もが悩む問題だと思いますが、管理人も結構悩みます悩んで悩んで結局先送りタイプなので中々進みませんが・・・今の所加入しているのは「...

あとは相方が独身時代に加入していた全労災

加入している医療保険をまとめて表にしてみると以下の通り

    都民共済 全労災
入院 事故 15000円 8500円
病気 14500円 2250円
通院 事故 3000円 1750円
病気 無し 無し

※赤いのが今回該当する所

※全労災の入院は5日以上の入院が対象

ちょっと気になる点が全労災

都民共済は結婚してから加入してもらってます

という事は、相方は独身時代に全労災1本だったという事

全労災はちょっと弱い気がする・・・

この辺りは個人の考え等あると思うので、口には出しません

と思ったら、相方の全労災は死亡保障重視でした

でも独身で最高1800万円の死亡保障は必要だったのか・・・・?

計算してみると、保険で支払われる入院日額は16750円

うん、費用的な問題は無さそう

丁度12月初旬からの入院なので、丁度良いタイミングで高額医療費が使えるだろうし

最後に高額療養費制度

日本には高額療養費制度があります

所得に応じて、自己負担の上限金額が決められています

年収400万くらいであれば約8万円と考えておけば大丈夫です

この高額療養費制度が、過剰な医療保険を必要としない理由

無制限に使えるものでも無いし

今は高額療養費制度の見直しも議論されています

議論する事は良いのだけど

せめて現役世代には優遇策を残しておいてほしい・・・

はっきり言ってしまえば高齢者の医療費が問題なだけだし。。。

保険の大切さ

改めて思うのが保険の大切さ

もし保険に入っていなかったら全額自己負担

但し、大きな入院に限ります

計算すると健康保険が3割負担なので

27万円の30%が約8万円、これが健康保険上の自己負担

高額療養費制度があるので、入院費用が27万円以上ならどれだけ高くなっても自己負担は同じ

もし26万円以下になるのであれば、当然その浮いた自己負担分安くなります

多分7日間の入院で請求できる保険額をざっくりと計算すると

17000円×7=119000円

自己負担がの上限が8万円だけです

と言われても8万円は大きなお金

そこを医療保険で全てカバーできた形にはなります

「あ、医療保険入ってて良かったな」

と思ったのが今回の出来事

でも、医療保険に対する考えは今までと変わりません

今回入院する事になったので、新しく医療保険に加入しようとは思わないし

仮に今回、保険に未加入だったとしても自己負担は8万円なんですよね

別に保険じゃなくても、月々ちゃんと貯蓄していれば十分補えるケース

保険に30万払って10万円の支給を受けて

「保険に入ってて良かった―」

とは言えないので・・・

医療保険だけで費用を0円にすると保険の支出で圧迫されます

あくまで

「何かあった時に、支出を和らげるもの」

という考えには変わりありません

自分は今まで大きな病気もかかった事は無いし

普段風邪すら引く事はありません

あるのは重度の花粉症くらい(20歳くらいに発症、花粉症と認識したのは25歳頃)

そういう人は健康に対するリスクは低い気がする

花粉症も、自分がなってみて初めて辛さが分かりました(汗

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