良く言われる
「持ち家 VS 賃貸」
論争
結局どちらが得なんでしょう？
下記クリックで好きな項目に移動
人は自分の行動を肯定します
比較をする時に大切なのはフラットな考え方
例えば持ち家を買った人は
「心の安定が、精神的な心構えが」
賃貸の人は
「持ち家はリスクが」
等と自分の行動を肯定する方が多いです
どちらにも半歩づつ手を出している私なりに考えてみました
賃貸と持ち家の比較条件
実際に比べてみるのが一番早い
ここで論争になる原因は外的要因にものすごく左右されるという事
地震とかの天災がそうですよね
単純に金銭の比較だけでは終わらない所が困ってしまう
その為、大きく分けて２つ
- 賃貸と持ち家の金銭面での比較
- 賃貸と持ち家のリスク面
の2つから比較していきたいと思います
持ち家の条件
面倒なのでできるだけシンプルに
頭金：500
返済期間：35年
金利：1.5%
計算：元利均等返済
ボーナス払い：無し
返済総額：3800万円
管理費：1万
修繕積立金：1万
修繕費：400万
全部の総額：5000万円
毎月支払：約11万円
賃貸の条件
家賃8万円
更新：2年に１回
引越3回：150万円
35年間総額：3600万円
ちょっと数値面が適当すぎたかもしれない・・・
持ち家のメリット
マンションか戸建てによって変わってくると思いますが
持ち家のメリット・デメリットは思いつく限り以下の通り
社会的な信頼度
賃貸よりも持家の方が社会的な信頼度は上ですね
但し転勤前提の方はこの限りではありません
公務員の場合は賃貸だろうと社会的な信用は上
同じ公務員でも自衛隊は転勤前提となってしまいます
生命保険代わりになる
団信に加入する事になるので生命保険代わり
万が一世帯主が無くなっても、保険金で支払いが完了します
賃貸でも言える事なんですけど
世帯主に何かあった時は遺族年金とかあるからまだ良いけど
配偶者に何かあった時って結構大変な状況になりますよね。。。
繰り上げ返済で利息を圧縮できる
繰り上げ返済をすればする程支払い総額が減るので
住宅ローンで最大のデメリットでもある利息を減らせます
上記の例だとボーナス払いは0円計算しているので
ボーナスも返済に回すのであれば、もう少し返済総額を抑える事が出来ます
相続や身内の援助があれば尚返済は楽になる
親からの資金援助や、相続で土地を相続した、金銭で相続した等々
あれば支払総額をかなり抑える事が出来ます
頭金の力は大きいですもんね
一人っ子の方も増えているので、援助もそれなりに考慮できる方も多いのでは？
資産になる
持ち家は不動産なので立派な資産
但し地価動向に大きく左右されるのと、あくまで土地価格のみという事に注意
35年後の建物価値はほぼ無いものと考えた方が無難です
結果で書きますが
個人的には「ながら貯金」できるという考え方の方がしっくりきます
同じ借金でも、住宅ローンに関しては寛容な社会
- 「いやー、ア○ムに借りた100万の返済が残っててさ」
- 「いやー、住宅ローンがまだまだ数千万残っててさ」
1番の消費者金融に借金は、信用度が地の底に落ちると思って良いです
同じ借金でも住宅ローンの方が寛容
年配の方の方が住宅ローンに関する寛容度は緩いと思います
いざという時は貸せる
賃貸に出してしまえば家賃収入が発生
借り手が付かなければ自分で済めば良いだけ
一昔に流行った「ヤドカリ投資」ですね
実は少しだけ私もかじってたりします
管理会社は三井のリハウスですが、要望や条件が厳しい厳しい。。。
その代わり有る程度の事は何でもやってくれます
逆に持ち家のデメリット
デメリットは返済不能で売却コースが大半ですね
資産価値を失わなければ何とかなりますし
天災リスク
地震や洪水等の天災リスクは家の資産価値を一気に失います
保険に加入すればある程度対策は出来ますが、支払い総額は大きくなります
東日本大震災で持ち家のイメージがダウンしましたよね
失職のリスク
世の中何があるか分かりません
20年くらい前にソニーが今の状態になると想像できる人はいなかったでしょう
どんな大きな企業でも倒産リスクはあるので
何か資格や経験を持っていないと再就職も厳しい御時世
払えない状況になれば任意売却か競売へ
転勤リスク
持ち家がある時に転勤を命じられるとどうする事もできません
但し単身赴任になる時の費用は、会社持ちだったりケースバイケース
全国に会社がある企業で総合職だと地方回りが終わってから
家の購入を検討した方が良いかもしれません
持ち家VS賃貸、持ち家のまとめ
支払った金額＝資産価値
では無い、でも資産自体は残る。という事
デメリットは1つ1つの影響が大きめ
正直な所
「ながら貯金」（毎月の支払いでいつの間にか資産になる）
で資産を残せる。が一番のメリットじゃないでしょうか
※長くなったので賃貸のメリット・デメリットと結論は次回
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