スマホの料金は高い?安い?政府の携帯料金引き下げ案に対して思う事

政府は携帯料金が高いからもっと低くするべき

と携帯電話料金の引き下げ策を色々と考えてますが

個人的な意見を書いてみました

総務省の携帯料金問題

携帯料金の問題は不公平感

この辺りは引用した方が手っ取り早いので、毎日新聞から引用

携帯各社は新規顧客の獲得を重視するあまり、他社から乗り換えた人には各種割引などを組み合わせ、スマホ端末を「実質ゼロ円」で提供。一方、長期間にわたって同じ会社を利用している人は割高な料金となり、利用の少ない人向けの低価格プランも不十分な状態にとどまっている。このため報告書は端末の価格設定などが「不公平で是正すべきだ」と批判。

引用元:毎日新聞

新規契約にはお得なプランを提供

特に他社乗り換え(MNP)は、他社のパイも奪えるし一石二鳥で更に優遇します

でもずっと使っている長期ユーザーに対してはあまり割引はありませんよー

という携帯大手3社の姿勢(個人的な見解)

そこに政府が、これって不公平だから何とかしたほうがいいんじゃないの?

と携帯大手3キャリアにやんわりとお願いしている、といった所でしょうか

確かに携帯を長年使い続けるメリットは、残念ながら無いんですよね

長期ユーザー冷遇については、実際長い間使い続けると確かに不満はる

だからと言って政府が介入する程でも無いレベルですけどね

ガラケーの頃はauを使ってました

メリットは長期契約による僅かな割引が付く程度だったような記憶

契約期間が長いとポイントもそれなりに貯まってたりもしますが

そのポイント分も元々は支払っていた料金な訳で・・・

ここ数年はどうなっているのか実際に使っている訳ではないので分かりません

新規獲得すると、携帯の代理店は販売報奨金とかのメリットがあるのは当然の事

特に実感するのが、家電量販店やどこかの店舗での勧誘を受けた時

新規乗り換えを検討していると分かると、相手の目が輝きますが

2年縛りがまだまだ先である事を伝えると去っていきます

転送量が少ない人も不公平

これも毎日新聞の同じ記事から引用

データ通信量の区分けは「2ギガバイト以下」が最低水準になっており、通話かけ放題と組み合わせると月額料金はNTTドコモで6500円かかっている。2ギガバイトは「動画を1日30分」、または「ホームページの閲覧が月8000回」も利用しないと到達しないデータ量だ。スマホをほとんど利用しない人は、結果的に割高な料金の支払いを強いられている状況にある。来春以降、大手3社はデータ通信量で「1ギガバイト以下」などの区分けを設け、月額料金を5000円以下に抑えるプランを新たに設定するとみられる。

引用元:毎日新聞

要は携帯大手3社の言い分は

データ通信量上限2GBが一番安い携帯料金ですよ、と

スマホのデータ通信量上限2GBで月額6500円

最低水準でこの金額。。。

有識者の見解はスマホのデータ通信量上限を2GBのプランでも

2GBはかなりのデータ量であり

スマホの使用頻度が低い人にとっては割高な携帯料金を強いられている

という事

うん、じゃぁスマホ持たなくていいよ

というのは無しにして、これを言い出すとキリがないと思います

例えば、かけ放題とか定額サービスも

「通話時間が少ない人からすると割高だ」

ネット回線も基本は定額が当たり前なので

「1日10分くらいしかPC使わない人は割高だ」

と何でも言える気がする

それに対する答えは

「じゃぁ使わなければいいのでは・・・」

そもそも1GB以下で5000円以下?その5000円という上限自体が高すぎる

例えかけ放題が付いた金額だとしても

基本料金+かけ放題+1GBの転送量上限=4980円

個人的な感覚で言えば高い

でも日本は資本主義、契約するもしないのもN○Kを除いて本人の自由

仮に月のデータ転送量は500MBくらいしか使わない人が

データ転送量上限7GBのプランを契約して高い!と感じても

それはその人の自由だと思うんですよね

納得して契約している訳なので・・・

もし携帯会社が3キャリアしか存在していない、独占状態にあれば

携帯料金も選択肢の無い独占状態になってしまうので、ちょっと話が変わってきます

でも今は少し調べるだけで、携帯3キャリア以外にも方法がある事が分かる世の中

携帯は選択肢さえあれば良いのでは

携帯会社を選べる選択肢

何でもそうだけど、安くなるのには越した事は無い

それは携帯料金も同じで、誰だって高い料金を払いたくありません

問題は、昔は携帯大手3キャリアが市場を独占しておりユーザーは選択肢が無かった事

ユーザーは選択肢が無いので契約をするしかない

そんな状態がずっと続いてしまい

今のような訳の分からない携帯料金になってしまっただけかなぁ、と思います

一庶民としては、携帯会社を選べるという選択肢が増えれば

その中から自分に合ったものを選ぶので、結構どうでもいい話

言い訳として、3キャリアがを批判する訳じゃないです

確かに3キャリアは料金が高いかもしれない

でもショップをそれなりに展開しており、分からない事はお店に行けば聞く事が出来ます

多少料金が割高でもサポートを必要とする需要に応えられる

逆に料金重視の人は格安simで費用を抑えればいい

店舗もないしサポートも薄いけど、自分で行う分安くなる

格安simって何?という格安simの存在すら知らない人は置いといて

これで今は上手く住み分けできていると思うんですけどね

携帯3キャリアと格安simの中間くらいの位置にY!mobileもいるし

ワイモバイルについては記事も書いているので、詳細は下記を参考にして下さい

スマホの料金を手軽に抑えるのならY!mobile、実際に使ってみた感想
最近スマホの格安simが流行ってます 何よりdocomoやauの携帯キャリアと違って安いのが特徴 でも結構仕組みが面倒で分かりに...
スマホの料金を手軽に抑えるのならY!mobile、実際の料金をシミュレーションしてみた
前回の続き で、結局Y!mobileの料金はいくらなのか? シミュレーションするのは大好きなので、今回もシミュレーターを使います...

情報収集しない人は損をする時代

「携帯料金は高い、けしからん」

と思う人は、そう思うのなら乗り換えるとか他の方法もあるけど調べようよ

と冷たい事を思ってしまいます

みんなが同じサービスを使うから

みんなが納得して使えるように見直しをする

という時代は終わってます

政府は携帯大手3キャリアが独占状態で、携帯料金を不満に思うのであれば

もっと自由競争を促す形に持っていくのが一番いいんじゃないでしょうか?

少なくとも今は、携帯大手3キャリア以外にもいくつかある

サービス提供の金額に政府が介入するべき事では無いのなぁ、と

こんな事言っては失礼かもしれないけど、高いと言っても自業自得なんですよね

だって騙された訳でもなく、その価格に納得して契約している訳でしょう?

契約書に書いてない料金が追加されて高いのであればそれは問題

  • 契約書が分かりにくい
  • 店員さんがちゃんと説明してくれなかった

これは自己責任です

そもそもスマホの格安simも、ヤマダ電機やイオンにも並べられてるし

ヤフーのニュースでも出てきた事もあるだろうし、ブログでも多くの人が書いている

別に裏技とかでも無く、ネットで調べればすぐにでも分かる情報であり

これも自業自得

そんな事より政府には、もっと他の問題を真面目に取り組んでもらいたい所です

かなり辛口になっちゃった。。。

auも新プランを発表

auが新プランを発表、2月1日追記

auも新プランを発表しました

1GBのデータ転送量で2700円、そこに通話定額もプラスして月額4900円

やっぱりというか・・・う~ん・・・

やる気あるのだろうか?

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